にぎやかな暮らしと静かな投資の記録

長期投資を駆け出しでブログはじめました

💰高配当株ETFの代表格「SPYD」とは?

SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、S&P500構成銘柄の中でも高配当利回りの上位80銘柄に分散投資するETFです。
「高配当」と「広範な分散」の両方を兼ね備え、特に配当利回りを重視する投資家に人気のある銘柄です。


📈2021年以降のパフォーマンスはどうだった?

2021年から保有している立場として、SPYDの動きを簡単に振り返ります。

年間トータルリターン(概算)

年度 年間リターン(株価+配当) コメント
2021 約 +27% コロナ後の経済回復に伴い大きく上昇。高配当セクターが買われた年。
2022 約 -1% 金利上昇と景気後退懸念で横ばい。配当で下支えされた感あり。
2023 約 +3% ハイテク株中心の上昇に乗れず地味な動き。配当利回りは4%超。
2024 約 +15.3% 株価上昇に加え、安定した高配当。

 

 


💼 セクター構成の特徴と変化

SPYDは「均等加重型」で、時価総額の大小に関係なく80銘柄に均等配分されます。そのため、構成セクターにも特徴があります。

📊 2025年時点の主なセクター比率

  • 不動産:23.6%

  • 公益事業:18.5%

  • 生活必需品:15.4%

  • 金融:14.4%

  • エネルギー:7.1%

  • ヘルスケア:6.4%

このように、REITや公益などディフェンシブセクターが中心となっているのがSPYDの大きな特徴です。

 


📊 配当履歴(2021〜2024)

2021年以降の年間配当総額は以下の通りです。

年度 年間配当額(USD) 増減率
2021 1.5493
2022 1.9834 +28%
2023 1.8277 -7.9%
2024 1.8637 +2.0%

配当金は四半期ごとに支払われており、金額はやや上下はあるものの、高水準で安定しています。増配を期待するより、「高配当を淡々と受け取る」スタイルが合うETFです。

 


🏦配当利回りが魅力!でも注意点も

✅良い点

  • 配当利回りは約4.5〜5.5%(時期による)

  • 四半期ごとに安定した配当

  • バリュー株・エネルギー・金融などの比率が高い

⚠注意点

  • セクター分散がやや偏る(公益・金融・不動産が多い)

  • 景気後退局面では株価が大きく下がることも

  • 配当成長はあまり期待できない(毎年一定ではない)


👨‍👩‍👧‍👦2021年からの保有実感

実際に2021年から保有してきた感想としては:

  • 株価の値上がり益はそこまで大きくはないが、配当の安定感は抜群

  • 他のETF(VYMやVIG)と比べるとやや荒っぽい値動きだが、その分配当で満足感あり

  • 積み上げた配当で再投資の原資ができ、複利効果を実感中


🧭まとめ:SPYDはこんな人におすすめ

一方で、株価の上昇や長期的な配当成長を重視する人には向かない面もあるので、VYMやVIGなど他のETFと組み合わせるとバランスが取れます。

私は配当も好きなので、ポートフォリオに加えています。

米国株配当は米国での課税がされてしまいますが、マイナンバーカードを使えば簡単に「外国税額控除」を年末調整で申請することができます。

 


免責事項

本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や投資商品の売買を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

 

🏆VIG(バンガード・米国増配株式ETF)を4年保有して感じたこと

高配当ETFの代表格といえばVYMやSPYDが思い浮かびますが、「安定した増配」を重視するなら外せないのが VIG(Vanguard Dividend Appreciation ETF です。

2020年から4年以上保有を続けてきた実体験をもとに、パフォーマンスや特徴、VYMとの比較も交えながら、VIGの魅力と課題をまとめてみました。


📌VIGの基本情報と特徴

  • 正式名称:Vanguard Dividend Appreciation ETF

  • ティッカー:VIG

  • 運用会社:バンガード

  • 経費率:0.06%(非常に低コスト)

  • 配当利回り:おおよそ1.8〜2.0%(執筆時点)

  • 銘柄数:約300社(連続増配企業が中心)

  • ベンチマークNASDAQ US Dividend Achievers Select Index(10年以上連続増配)

VIGは、単に「高配当な企業」ではなく「安定して増配し続けている企業」に投資するETFです。そのため景気の波に左右されにくいディフェンシブ銘柄が多く、ポートフォリオ全体に安定感をもたらしてくれます。


📈2020年以降のVIGパフォーマンス(筆者の実績より)

私がVIGに投資を始めたのは2020年3月、ちょうどコロナショックの直後でした。その後の運用状況をざっくりまとめると以下のようになります:

年初価格(USD) 年末価格(USD) 年間リターン(価格 + 配当)
2020 約100 約130 +30%前後(急回復)
2021 約130 約160 +20%弱(堅調)
2022 約160 約145 -5〜10%(調整)
2023 約145 約155 +7%前後(横ばい〜やや回復)
2024 約155 約170(6月時点) +10%以上(上昇傾向)

※上記は配当込みの概算ベースです

✔️4年間のトータルリターン(2020〜2024年)

私の保有実績では、平均年率リターンは約8〜10%程度となっています。暴落時もあったにもかかわらず、この安定性はVIGならではの強みといえるでしょう。


🧩VIGの魅力と課題

✅ 魅力

  • 高い安定性と低ボラティリティ
    市場全体が不安定なときも大きく下落しにくい傾向あり。

  • 着実な増配実績
    年々配当額が少しずつ増えており、長期保有と相性◎。

  • 低コスト運用
    経費率0.06%というのはインデックスETFの中でもトップレベル。

  • 構成銘柄の質が高い
    Microsoft、Visa、P&G、Walmartなど、業績が安定した一流企業が中心。

⚠️ 課題

  • 配当利回りは物足りない
    VYMやSPYDと比べると見劣りする(1.8〜2%台)。

  • ハイテク株比率が上がってきている
    安定成長銘柄が中心とはいえ、今後の成長性にやや不安も。

  • セクター偏り
    ヘルスケア・消費財が多めで、分散性という意味ではやや注意が必要。


🔄VIGとVYMの比較

項目 VIG VYM
投資対象 10年以上増配 高配当銘柄全般
配当利回り 低め(1.8〜2%) 高め(3%前後)
成長性 高め 安定・やや鈍化傾向
リスク耐性 強い(ディフェンシブ) やや市況に連動
向いている投資家 長期的に増配を楽しみたい人 今すぐ配当がほしい人

どちらも優れたETFですが、「長期投資で資産形成したい人」にはVIGがより合っているかもしれません。

自分は配当も好きなので、VIG/VYMどちらも保有しています。

 


📝まとめ:VIGは「守りの成長」ETF

VIGを4年以上保有して感じたのは、「地味だけど、頼れる存在」だということ。

急騰するような派手さはありませんが、市場の荒波の中でもコツコツと成長と配当を積み上げてくれる、そんな堅実なパートナーのようなETFです。

これからもコア資産の一角として、気長に付き合っていこうと思います。

 


免責事項

本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や投資商品の売買を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

 

長期投資で資産が増えてきても、動じないために大切なこと

資産1000万を超えてからの“日常感覚”と心構え

資産が1,000万円〜2,000万〜と増えていくと気づくことがあります。

「あれ?今日だけで2〜30万円以上増減してるな…」

これは投資を始めたころには想像もつかない感覚です。
数千円の値動きに一喜一憂していた頃が、まるで懐かしい日々のよう。

でもこの感覚に慣れるには、ちょっとした“訓練”が必要です。


毎日の値動きを「今日の運勢」くらいに受け流す

大きな資産になればなるほど、価格変動額も大きくなるのは当然。
でもそれに毎日心を揺さぶられていては、長期投資なんてやってられません。

だからこそ、日々の資産変動は 「今日の運勢」くらいの軽さ で受け流すことが大切だと感じています。

「お、今日は大吉(+12万)か」
「まあ今日は凶(−8万)だけど、また来週がある」

そんな風に淡々と構えられるようになるには、土台の安心感が必要です。


心の余裕を生む「生活防衛資金」の重要性

それが、現金で持つ生活防衛資金です。
生活費の半年〜1年分を手元にキャッシュで確保しておく。
そして毎月の手取りから、最初に投資分を差し引いて生活する。

この仕組みができていれば、値動きに対するストレスもぐっと減ります。
投資で増やすお金と、毎日を守るお金は別。

特に子育てをしていたりすると、心の安定が違います。
この線引きが、長期投資を継続するための心の支えになります。

 


増えてきた“隠れ資産家”たち

ここ数年、株式市場やつみたて環境の整備で、
投資歴5〜10年の一般の人が、気づけば1,000万、2,000万と資産を増やしているケースが増えています。

でも、そういう人たちって表にはあまり出てこないんですよね。

SNSYouTubeで目立つのは、
「株で3億!」とか「テンバガーの見つけ方」みたいな話が中心。

地味にコツコツ積み上げた人たちは、意外と静かに暮らしている。
そして、そういう人たちほど「長く続ける大切さ」をよく知っていると感じます。


積み上げた資産は「守る」も大事

資産が増えてくると、「どうやってもっと増やすか」に意識が向きがちですが、
それと同じくらい「どう守るか」も大切です。

投資で得た資産は、最終的に自分や家族の安心の土台になるもの。

だから、生活防衛資金の維持と、資産の長期保有というシンプルなスタンスを忘れずに。
日々の変動に振り回されず、どっしり構えて、これからも積み上げていきましょう。

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本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や投資商品の売買を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあり、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

 

NASDAQ総合指数とNASDAQ100指数とは?違いや活用法、隠れた注目企業まで解説

株式投資に興味を持つ方にとって、「NASDAQ総合指数」や「NASDAQ100指数」はよく耳にするキーワードです。しかし、実際にどのような違いがあり、投資先としてどう使い分けるべきかを理解している方は意外と少ないかもしれません。

さらに見逃せないのが、NASDAQ100には含まれていないものの、将来有望な企業NASDAQには多数上場しているという点です。


📌 NASDAQ市場とは?

NASDAQは1971年に誕生した、世界初の電子株式取引所です。AppleMicrosoftAmazonといったテックジャイアントをはじめ、新興企業や成長企業が多数上場しています。

他の市場(例:NYSE)と比べて上場基準が柔軟で、スタートアップにも門戸が開かれているのが特徴です。


🔢 NASDAQ総合指数とは?

NASDAQ総合指数(NASDAQ Composite Index)は、NASDAQに上場しているすべての普通株(約3,000銘柄以上)を対象とした時価総額加重平均型の株価指数です。

特徴

  • テクノロジー比率が高く、IT・通信・バイオ企業が多数。

  • 小型株から大型株まで含まれており、市場全体の動向を把握できる。

  • 新興企業の成長も指数に反映されやすい。


💯 NASDAQ100指数とは?

NASDAQ100指数(NASDAQ-100 Index)は、NASDAQ市場に上場する非金融の時価総額上位100社で構成される株価指数です。ETF「QQQ(Invesco QQQ Trust)」のベンチマークとしても人気があります。

特徴

  • AppleNVIDIAAmazon、Meta、Microsoftなどのメガテック株に集中

  • 非金融セクターに限定されており、金融機関は含まれていない。

  • 成長力・規模のある企業に絞られているため、パフォーマンスは高くなりがち。


👥 NASDAQ100に含まれていないが注目のNASDAQ上場企業

NASDAQ市場には、NASDAQ100にまだ採用されていない成長ポテンシャルの高い企業も多く存在します。こうした企業は、NASDAQ総合指数には含まれています。

以下はその一例です:

企業名 ティッカー 業種 特徴
Roku, Inc. ROKU メディア・通信 ストリーミングプラットフォーム。収益成長率は高水準。
Toast, Inc. TOST ソフトウェア(POS) レストラン向けクラウド型POSサービスで急成長中。
Duolingo, Inc. DUOL 教育テック 語学学習アプリで世界展開、ユーザー数が拡大中。
Global-E Online GLBE ECインフラ 越境EC支援ソリューションで注目。
Sarepta Therapeutics SRPT バイオ医薬 希少疾患向け治療薬を開発中のバイオ株。

これらの企業は、まだNASDAQ100に入っていないものの、今後の成長が期待されており、中小型株投資家には見逃せない存在です。


📈 過去10年のリターン比較:NASDAQ総合 vs NASDAQ100

指数選びで悩んだときに参考になるのが「過去の実績」です。NASDAQ総合指数とNASDAQ100指数は、ともに米国株式市場の成長を象徴する存在ですが、リターンには明確な違いがあります。

ここでは、それぞれに連動する代表的なETFをもとに、過去10年間のリターンを比較してみましょう。

指数 主な連動ETF 10年間の累計リターン(2025年時点) 年平均リターン(CAGR)
NASDAQ100指数 QQQ 約+430% 約18%/年
NASDAQ総合指数 ONEQ 約+330% 約15.6%/年

※データは2025年6月時点の概算に基づきます。

🔍 リターンの差の背景

NASDAQ100指数は、AppleMicrosoftNVIDIAAmazonなどテック業界の巨人たちに大きく依存しているため、好調なハイテク相場ではリターンが大きくなりやすい構造です。

一方でNASDAQ総合指数は、成長段階の中小型株やバイオ・医療など多様なセクターを含むため、分散性が高く、リターンもやや穏やかになります。

 

どちらも一見好調そうに見えますが、タイミングによっては大きくマイナスになっている年もあるため注意が必要です。

例えばNASDAQ100指数を2000年初->2010年末で見てみると-45%前後となっており、ITバブルやリーマンショックの影響を大きく受けていることがわかります。

 


👀 投資家の視点での使い分け

  • 成長重視・ハイテク集中ならNASDAQ100(例:QQQ)
     → テック株中心に堅実に伸びる大型株への集中投資。

  • 中長期で新興企業も狙いたいならNASDAQ総合指数(日本では投資しづらい。。)
     → 時価総額の小さい企業も含まれるため、将来のテンバガー候補を間接的に取り込める。

  • 安定・配当志向ならNYSE上場銘柄
     → Johnson & Johnson、Coca-Cola、JP Morganなど、老舗・大型企業が豊富。


🧩 まとめ

指数 特徴 含まれる企業 主なETF
NASDAQ総合指数 市場全体を広くカバー 小型~大型全て(3,000以上) ONEQなど
NASDAQ100指数 非金融の大型株に集中 上位100社 QQQ、QQQM

NASDAQ市場は常に革新の中心にあり、成長投資家にとって魅力的な投資対象です。指数の特徴を理解し、目的に応じた使い分けをすることが、リスクとリターンのバランスを取る鍵になります。

ただしNASDAQ総合指数については、日本から投資できるものが実は少なく、投資信託で「野村−米国NASDAQオープンBコース」など信託報酬が他と比較して大きいものしかなさそうです。

NASDAQ100指数は豊富にETF/投信が揃っているので、保有資産の一部を積極型で運用したい場合ポートフォリオに組み込むと良いと思います。

 

Nasdaq

 


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S&P500指数について知ってみよう

米国株に興味を持ち始めた方が必ず耳にする「S&P500」。
この記事では、S&P500の基礎知識から構成銘柄の移り変わり、そして過去の値動きまでを初心者向けにわかりやすく解説します。

S&P500とは?基礎知識 

S&P500とは、アメリカの代表的な株価指数の一つで、米国を代表する500社の大型株で構成されています。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出しており、米国株式市場の約80%をカバーしています。

この指数は、「浮動株調整後の時価総額加重型」で計算されます。
つまり構成される企業の「株式市場に流通している株式数 × 株価(=時価総額)」を基に、それぞれの企業の指数に対する“重み”が決まります。

たとえば、Apple時価総額が非常に大きければ、Appleの株価変動がS&P500全体に与える影響も大きくなります。

すなわち、時価総額が大きい企業ほど指数に与える影響が大きくなります。

このように、S&P500は「アメリカ経済の健康状態」を表す指数として、世界中の投資家から信頼されています。

現在のS&P500構成銘柄(上位20社)

2025年現在、以下の企業が上位を占めています。いずれも世界有数のテクノロジー・成長企業です。

順位 企業名 ティッカー 構成比率(目安)
1 Microsoft MSFT 約6.7%
2 NVIDIA NVDA 約6.7%
3 Apple AAPL 約6.0%
4 Amazon AMZN 約3.9%
5 Meta(旧Facebook META 約2.8%
6 Broadcom AVGO 約2.3%
7 Tesla TSLA 約2.0%
8 Alphabet(Google)A株 GOOGL 約2.0%
9 Berkshire Hathaway BRK.B 約1.9%
20 Johnson & Johnson JNJ 約0.74%

※これらの上位銘柄は、「Magnificent Seven(マグニフィセント・セブン)」と呼ばれ、指数全体の3分の1以上を占めています。

なぜ上位銘柄は入れ替わるのか?

S&P500の構成銘柄は、業績や時代の流れによって変化します。

🔄 2000年〜2010年

🔄 2010年〜現在

このように、S&P500は「時代を象徴する企業の集合体」として、常に入れ替わりながら進化を続けているのです。

 

S&P500の値動きとコロナ禍の影響

以下は、2000年〜2025年のS&P500の推移チャートです。

S&P500 長期チャート(2000年〜2025年)

  • 2000年代前半:ITバブル崩壊により下落

  • 2008年リーマンショックによる暴落

  • 2020年:コロナショックで一時急落するも、その後急回復

  • 2023年以降:AIブームと企業業績の回復により過去最高水準に

このように、短期的には大きな上下動があっても、長期的には右肩上がりの成長を続けています。

 

初心者が知っておきたいポイント 

  • 分散投資:500社に分散されているため、個別株に比べてリスクが低い。

  • テクノロジー偏重時価総額加重により一部のハイテク銘柄の影響を強く受ける点には注意。

  • 積立投資が効果的:相場の上下に惑わされず、毎月一定額を投資する「ドルコスト平均法」が有効。

  • 長期視点が重要:短期の値動きに一喜一憂せず、10年・20年スパンでの資産形成が王道。

まとめ ✍️

S&P500は、米国の成長企業の集合体であり、時代に合わせて進化し続けるインデックスです。
過去の歴史を振り返っても、さまざまな危機を乗り越えながら、長期的には確実に上昇してきた実績があります。

「長期・積立・分散」という3つの基本を守れば、初心者でも安心して米国株投資を始めることができるでしょう。

私も7年間積み立てて来た結果、旧つみたてNISAで保有している「三菱UFJeMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は倍以上に成長し、これからも保有し続ける予定です。

 


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私が積立している投資信託を紹介

こんにちは。
初回の記事として、私が投資を始めたきっかけと、現在積立・保有している投資信託をご紹介します。

投資を始めたきっかけ

老後資金、教育費、インフレ対策など、長期的なライフプランを考える中で「お金にも働いてもらう必要がある」と考えるようになりました。

最初は「どれを買えばいいのかわからない」状態からのスタートでしたが、投資について学ぶうちにインデックス投資の合理性に納得し、少額から積立を開始。今もコツコツと積立を継続しています。

現在保有している投資信託一覧

現在は以下のような投資信託を中心に積立・保有しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

王道の米国S&P500に連動するインデックスファンドです。
米国企業の成長力・収益力に長期的な期待を寄せ、特定口座・旧NISA・新NISA(つみたて投資枠)を活用して積み立て中。評価額でもポートフォリオの中心となっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

米国だけでなく、世界全体にも分散したいという考えからオルカンにも投資。
どの地域が成長してもリターンが期待できる、まさに「全世界に乗る」商品です。

■ Tracers S&P500配当貴族インデックス

米国の安定成長企業を集めた配当貴族インデックスにも一部投資。
景気変動に強く、守備力の高い企業群が魅力で、分散の一部として組み入れています。

eMAXIS Slim NASDAQ100インデックス

米国グロース株中心のNASDAQ100も保有
成長期待の高いテクノロジー企業中心で、ポートフォリオに少し成長性のスパイスを加えています。

■ インド株式ファンド(iFreeNEXTインド株など複数)

将来の人口増加・経済成長が期待されるインド株式にも複数ファンドで分散投資
iFreeNEXTインド株、たわらノーロードインド株式Nifty50、iTrustインド株式などを少額ずつ積立しています。

新興国株式ファンド

インド以外の新興国市場にも分散しています。
たわらノーロード新興国株式、SBI・新興国株式インデックス・ファンドなどを保有

これからベトナムインドネシアにも投資をしようと研究中

■ その他(先進国債券など)

少額ですが、先進国債券にも一部投資しています。

試行錯誤しながらも「積立投資」が基本方針

こうして並べると分散されてはいますが、基本方針は「積立×長期投資×分散」。
途中でテーマ投資や制度変更によるリバランスなどもしていますが、あくまでコツコツ継続が大事だと感じています。

現物の株式にも投資をしていますが、それはまた別の記事で。。。

今後もマーケットの変動に振り回されず、長期的な目線で積立を続けていきたいと思っています。